今までさんざん使ってみたし、もう不用品として処分してもいいかなと思うものは、誰の家にもあるものです。
まして、引っ越しなどで今まで家の奥に隠れていたものが大量に出てきたりすると、思い切って一気に処分してしまおうと思いがちでしょう。
もちろん、そういったやり方で一気に家の中をスッキリとさせてることが効率も良く、時間もかかりません。
しかし、もしかするとその不用品の中には「お宝」といった類のものが隠れているかもしれません。
ここでは、そんな「もしかして隠れているお宝？」を探す方法を考えていきましょう。
個人オークションサイトで下調べ
現在は、ネットを使って気軽に個人間のオークション取引ができる環境が整っています。
その代表的なものがYahooが行っているオークション、通称「ヤフオク」です。
ヤフオクには、貴方がもう不要だなと思っている品物と同じものが数多く出品されていると思います。
そこで、例えば不用品として考えているものが掃除機だった場合、まずはヤフオクの公式サイトを開いてみます。
そこの検索欄に「掃除機」と入力してみましょう。
すると、その時点で出品されオークション中の掃除機の数々が出てきます。
出品されている掃除機には、メーカー名や製造年、故障の有無や汚れ具合などのデータの他に、落札希望価格と落札までの期限が表示されています。
つまり、検索欄に貴方の掃除機のメーカーや型番などを入力すれば、まったく同じ製品のオークション価格を知ることができるのです。
そこで、貴方もそのまま自分の掃除機をオークションに出品してみるのも良し、あるいは買取店に持ち込んで買い取ってもらうのも良いでしょう。
たとえオークション価格や買取価格が高くなくても、わずかでも小遣いを稼げれば良いという気でいれば、むしろ思わぬ臨時収入があったという嬉しさが感じられると思います。
もともとは不用品として捨てようとしていたものが、多少でもお金になる可能性があるということを覚えておきましょう。
実際に出品してみれば？
パソコンだけではなく、最近ではスマホのアプリを使って気軽に個人オークションに参加することが出来ます。
こうしたオークションは、もちろん自分で多少なりともお金を稼ぐ方法の1つではありますが、自分が所有している物、特に不用品と考えている品物が世間でどのくらいの価値があるのかを調べる為に利用するというのも1つの方法だと思います。
とりあえず貴方が処分しようと考えている品物の写真を撮り、その品物のデータとともにオークションサイトにアップしてみましょう。
ちなみに品物の値段についてですが、ヤフオクでは落札希望者が落札希望価格を申告して価格が変動していきます。
一方、スマホ用のアプリ「メルカリ」を使ったオークションでは、あらかじめ出品者が落札価格を決めることが出来ます。
いずれの方法においても落札希望者が現われれば、そのまま個人間取引に進んで品物を売却することも良いでしょう。
しかし、もし貴方が出品した品物に対して落札希望者が現われなかった場合には、そのまま品物を処分（捨てる）しても良いと思います。
つまり、その品物にはあまり価値がないという判断をして良いということなのです。
このように、自分が抱えている不用品の「価値」を改めて調べてみるというのも大事なことではないでしょうか。
「捨てる」にはお金がかかる
オークションなどで価格が付かなかった品物は処分するしか方法がないと思いがちですが、実は不用品の処分にはお金がかかる場合が多くあります。
自治体の清掃局などに処分を依頼すると「粗大ゴミ」として回収の為の料金を取られることがほとんどです。
もちろん、不用品回収の専門業者に依頼しても同様にお金がかかります。
不用品の処分だから仕方ないかとあきらめがちですが、その前にもう1つだけ、方法があります。
それがネットにある「お譲りします」といった類の掲示板です。
当然、そこで品物を「売る」ということは出来ませんが、清掃局や業者に経費を支払うよりはお金の節約になると思います。